/head>

一眼レフを買ったけど、恥ずかしくて外に持ち出せない人へ

露出機能を使う

ここまでデジタル一眼レフならではの機能を2つ紹介しました。次は「露出」です。この露出を活用することによって、前項のようにシャッタースピーを速くして暗すぎる写真になるのを調整することができます。



シャッタースピードはシャッターを下ろしている時間であり、「被写体を止めるか、流すか」を決めます。絞りは主に「背景をボケるようにするか」をレンズを通る光量で調節します。つまり両機能共に明るい写真、暗い写真になるのにも関係していました。



そして明るさを決定する要素として3つめ出てくるのが「露出」なのです。もともとシャッタースピード、絞りを決定した時でも自動で明るさは調整されています。その自動調整を「露出」によって自分で決めることもできます。露出設定していない写真に対して露出をプラスにすると明るい写真になります。露出をマイナスにすれば暗い写真です。この露出変更だけで、明るい写真、暗い写真に様変わりするわけです。



これをよく使うのが外での景色です。後方の青空に露出が合ってしまうと。新緑の樹木が真っ暗になってしまうことがよくあると思います。この場合に露出をプラスにします。青空はより明るくなりますが、手前の樹木も明るくなります。こうしてメイン被写体を強調させるわけです。



記念写真でも肝心の人物が暗くなってしまうことがよくありますが、この時のメインは人物の顔であることは間違いないので、露出プラスで対応するようにしてください。