シャッタースピードを使い分ける
次はシャッタースピードについてです。シャッタースピードは光を採り入れる時間を調整することに関係しています。このシャッタースピード設定による違いも、かなり大きいのです。簡単に言えばシャッタースピードの速い、遅いの違いを使いこなすわけです。
例えばシャッタースピードを「1/1000」(千分の一秒)にしてとします。これは速いシャッタースピードです。「1/10」(十分の一秒)だと遅いシャッタースピードです。遅い「1/10」は「1/10秒間シャッターを上げる」と表現します。
シャッタースピードが速いほど、一瞬を切り取ることになります。シャッタースピードが遅いと、動きがある被写体はブレるので動いているように見えます。ところが同じ被写体でもシャッタースピードが速ければ、止まっているように見えるのです。道路を走るクルマなどを使って試してみれば簡単に理解できると思います。
短距離走で全速力で走る陸上選手や、動きの激しいダンスの写真を鮮明に撮影したいなら、シャッタースピードは速くすることになります。
ただし、シャッタースピードが速くなれば、その分光を採り入れる時間も短くなるので、暗い写真になってしまいます。晴天の屋外なら問題ありませんが、室内撮影ではその問題が生じます。そこで、前項で説明した「絞り」と組み合わせて解決させます。こうした組み合わせが個性的な写真を撮るコツということになります。
例えばシャッタースピードを「1/1000」(千分の一秒)にしてとします。これは速いシャッタースピードです。「1/10」(十分の一秒)だと遅いシャッタースピードです。遅い「1/10」は「1/10秒間シャッターを上げる」と表現します。
シャッタースピードが速いほど、一瞬を切り取ることになります。シャッタースピードが遅いと、動きがある被写体はブレるので動いているように見えます。ところが同じ被写体でもシャッタースピードが速ければ、止まっているように見えるのです。道路を走るクルマなどを使って試してみれば簡単に理解できると思います。
短距離走で全速力で走る陸上選手や、動きの激しいダンスの写真を鮮明に撮影したいなら、シャッタースピードは速くすることになります。
ただし、シャッタースピードが速くなれば、その分光を採り入れる時間も短くなるので、暗い写真になってしまいます。晴天の屋外なら問題ありませんが、室内撮影ではその問題が生じます。そこで、前項で説明した「絞り」と組み合わせて解決させます。こうした組み合わせが個性的な写真を撮るコツということになります。